仮面ライダーセイバー 最終回 感想
【仮面ライダーセイバー 最終回「終わる世界、生まれる物語。」 感想】
子供たちの未来
聖剣の声
強さの果て
大切な誓い
大切な友
大切な約束
全ての想いを紡ぎ
物語は永遠に続く!
おそらく製作スタッフ・キャストの皆さんも
そんな気持ちで一年間走り続けて来たと思います。コロナ禍で大変なこともあったと思いますが、本当にお疲れ様でした!
てなわけで、今回は基本フォームのアレンジVerが登場!令和の最終回はこのパターンでいくんかね〜☺️
さて そんな最終回 グッときたのが、プリミティブドラゴンが駆けつけて来てくれたシーン!あのドラゴンの少年もまた飛羽真の作る物語に魅了された一人であり、飛羽真の物語を作る力がそのままセイバーの力になっている感じがしてグーですわ〜👌
実はここが大切な点で、変身アイテムであるワンダーライドブックは全知全能の書の一部であり、天からの啓示や閃きの源こそが、この世界におけるライダーたちの力の源泉であるということなのです。
剣士としての訓練を受けていない飛羽真が、他のソードオブロゴスの剣士たちよりも強力なライダーへと成長していった理由がまさにこれ。
対照的なのが2号ライダーの倫太郎で、肉体的な鍛錬を極めているにもかかわらず飛羽真に今一歩及ばない状況が続いていました。当初は、知識は豊富だが常識が無い面白キャラとして描かれていましたが、飛羽真や芽依との出会いが彼の人間的な成長を促し、それが剣士としての強さに繋がっていったのは言うまでもありません。
他に目を向ければ、尾上さんが家庭持ちであることも興味深いです。ヒーロー的には守るべきものがあるからこそ強くなれる!みたいなところがありますが、現実世界に根を張って生活して、子育てまでしてるという点がポイント高いです。だってほら、ある意味 子育てって凄いクリエイティブな面がありますから。これこそが尾上さんが最強の剣士と呼ばれていた所以でしょう。
以上から、聖剣に選ばれし剣士の資質は、肉体的な強靭さよりも閃きや創造力のほうが重要な要素だと言えます。
ところが、ソードオブロゴスは長年に渡り組織の硬直化が進み、多くの剣士たちは肉体的な鍛錬による戦闘力の向上に重点を置くようになっていきました。その申し子とも言えるのが緋道蓮です。まぁ、他の剣士たちも似たり寄ったりで、皆さん性格的にやや難ありのように見えます。何代にもわたって人里離れた場所で俗世間とのかかわりを断ち切って修行をしてたら、そらそうなるわな。
そんな保守的になった組織に風穴を開けたのが飛羽真であり、彼の言葉や行動が剣士たちの心を動かし成長させ、最終決戦では四賢人たちとの圧倒的な実力差を覆し、戦いを勝利に導くこととなったのでした。
物語を作る力や人の営みこそが、私たちの世界を形作るものであり、力の源であると、この一年をかけてセイバーが私たちに示してくれたことだと受け取りました。一年間素晴らしい作品を楽しませてもらい、ありがとうございました!😊✨✨✨
【最終カイ!そして生まれる物語 の巻】
【今回使用したフィギュア】
装動 クロスセイバー
スーパーミニプラ レオパルドン
RKF 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
RKF 仮面ライダーブレイズ ライオン戦記
ハズブロ 6インチ アクションフィギュア ミステリオ
ハズブロ 6インチ アクションフィギュア スタン・リー