仮面ライダーセイバー 第41話~合体SP 感想
【仮面ライダーセイバー 第41話~合体SP 感想】
今回はタッセルによる解説回から合体スペシャルまでの感想です。
41話でタッセルにより、これまでボンヤリとしていたワンダーワールドの全容が明らかになりました。いろいろと勘違いしていた点も含めて考察していきます!
2000年前、タッセルは人が手にする天の啓示や閃きが何処から来るのかを探し求め、仲間たちと旅を続けていました。
ついに知識の源を見つけたタッセルが、それに触れると光は一冊の本となり、ワンダーワールドが生まれたのです。
しかし、共に旅をした仲間のうちの三人は、力に魅入られ、全知全能の書の一部を盗み出し メギドとなってしまいました。
2000年前にワンダーワールドが誕生した経緯はわかりましたが、この解説だけだと 我々の住む現実世界と「知識の源」との関係がフワッとしているんですよね。ということで、過去のキャラクターのセリフを見てみましょう。
タッセル「はるか昔、我々の住んでいる この世界は、力を持っている ある一冊の本から出来たんだ。神話、物語、生き物、科学技術の源、そして人間の歴史が全て詰まっていた」「僕は文明の基礎となった技術、物語、人に授ける知識の源が何処から来るのか、それを探していた」
上條「ようやく たどり着ける。かつてこの世界を作った本、全ての知識の源に」「あの失われた本には、世界の始まりから終わり、そしてあらゆる情報が記されている」
ストリウス「あなたたち人類が手に入れたもの全ても、その本に書かれた一部の力にすぎません」
彼らの言葉からは、我々の住む現実世界もまた「知識の源」によって作られた可能性が示唆されています。
その知識の源が具現化した世界がワンダーワールドなのですが、そこを訪れたタッセルたちが発した言葉は
「ほら見て!凄いだろ!」「美しい」「力に満ちあふれている!」「これで人類はさらに繁栄するだろう!」「人類の新たな物語が始まります…」
うーん、なんか抽象的ですね。
私は当初、ワンダーワールドには ドラクエ的世界が広がっていて、そこには村や国があって、飛羽真やソードオブロゴスのメンバーはこの世界の住人だと思ってたんですよね。
本をめぐる争いや15年前の飛羽真に起きた事件もみんな異世界の出来事だと勘違していました。あの時に 飛羽真はこっちの世界に飛ばされて来たから「普通のホモサピエンス」ではなかったんだと。
だって子供の頃に賢人と話していて「お父さん何してる人なの?」「う、うん…剣士」ってなったらおかしいでしょ!ところが、いつまで経ってもワンダーワールドにはドラゴンとクジラしか出てきません。人、おらんのかーい!
現時点では、復活した全知全能の書の力により、ワンダーワールドは現実世界と融合して、何やらエライことになりそうな状態です。迷惑なだけで 何のために存在している世界なのかわかりません。
しかし、ワンダーワールド誕生以前から「知識の源」は現実世界に影響を与えていたにもかかわらず、あえて 光が本の形になりワンダーワールドが生まれたことには、何らかの意味があるのかもしれません。
「世界を繋ぐ存在」がタッセルと飛羽真に向かって「見つけた」と言っていることが、その謎を解く鍵となるのではないでしょうか。
さて、タッセル、デザストといった主要キャラが退場し、物語は佳境に入ったかと思いきや、ここで合体スペシャル来ました!!
正直これは面白かった!セイバーの話の中でも一番面白かったと言っても過言ではないでしょう!
ゼンカイとセイバーがこんなにも相性が良いとは思いませんでした。ゼンカイジャーが並行世界設定のため、話に全く無理がないんですよね。ゾックスたちの並行世界間の移動が可能という能力がストーリーに活かされていましたし、飛羽真の小説家設定の描写があったのも良かったです。倫太郎や賢人も、いつもより生き生きとしていて見ていて非常に気持ち良い話でした。シンプルに怪人が騒動を起こして、それを倒すだけの王道なストーリーが良かったのかな?そして、まさかの神代兄妹回をここに投入してくるとは恐れ入りましたわw
これはもう本当に劇場版が楽しみになってきたぞ!😆
【ここが正念場、反転攻勢開始!の巻】
【今回使用したフィギュア】
Mattel DC SuperHeroes クラーク・ケント
ハズブロ 6インチ アクションフィギュア ピーター・パーカー
ハズブロ 6インチ アクションフィギュア ミステリオ
S.H.Figuarts スパイダーマン(「スパイダーマン」東映TVシリーズ)
RKF 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
RKF 仮面ライダーブレイズ ライオン戦記